今回の記事では、auの新料金プラン「povo」におけるキャリアメール(auメール)のサポートについてまとめてみました。
実は、povoはキャリアメール(auメール)に対応していないことが公式に発表されています。
povoはキャリアメール(auメール)に対応していない
新料金プランpovoでは、残念ながらキャリアメール(auメール)はご利用いただけません。
キャリアメール(auメール)とは、「@au.com/@ezweb.ne.jp」というアドレスのメールのことです。
キャリアメールを利用する人は徐々に減ってきていますが、普段からキャリアメール(auメール)を利用している人は不便に感じるかもしれません。
povoはオンライン専用プランとしては非常にリーズナブルな価格設定ですが、キャリアメール(auメール)が使えなくなるなど、これまでのauプランでサポートされていたサービスが使えなくなる可能性があるので注意が必要です。
Povoには店頭契約やサポートはなく、どちらかというとサブブランドのプランになります。
どうしてもキャリアメールを使いたいという方は、auの従来プランを検討してみてはいかがでしょうか。
トッピングにもキャリアメール(auメール)は追加されない可能性が高い
POVOでは「トッピング」という新機能を販売しています。
利用スタイルに応じて必要なサービスをWeb手続きでトッピングという形で追加することができます。
追加トッピングの第一弾として以下のサービスが用意されており、今後もさらに多くのサービスが追加されていく予定です。
・24時間データ使い放題
・5分以内の無制限通話
・無制限通話サービス
残念ながら、キャリアメール(auメール)は追加トッピングとしては含まれていません。
今後、povoにキャリアメール(auメール)対応を追加してほしいというユーザーからの要望が多ければ、追加される可能性もないわけではないのですが、今のところ、KDDIのpovoに関するニュースリリースには「キャリアメールには対応していません」と記載されています。個人的には上乗せは気にしていません。
個人的には、トッピングでキャリアメール(auメール)が追加されることは期待していません。
キャリアメールに対応させるとコストがかかる
povoがキャリアメール(auメール)に対応していない理由の一つに、キャリアメールを組み込むにはコストがかかることが挙げられます。
povoがキャリアメール(auメール)に対応していない理由の一つに、キャリアメールを組み込むためのコストがかかることが挙げられますが、povoはauの店舗では利用できないため、適正価格を維持するためにコストを抑えています。
また、他キャリアのpovoプランに相当するドコモのahamoやソフトバンクのSoftBank on LINEもキャリアメールには対応していません。
特にahamoについては、NTTドコモの井伊社長が一部メディアのグループインタビューで、ahamoがキャリアメールに対応していない理由を「キャリアメールは無駄にコストがかかる機能だから」と説明しています。
コスト面ではpovoもahamoと同じ問題を抱えているのでしょうね。
povoでキャリアメール(auメール)が使えない問題を解決する方法
povoでキャリアメール(auメール)が使えない問題を解決する方法をご紹介します。
以下のキャリアメール(auメール)の代替手段を通信手段として利用することをお勧めします。
キャリアメールの代替手段
1) SMS を使用
2)Gmailなどのフリーメールを使う
3) LINEを使う
1) SMS を使用
SMS(ショートメッセージサービス)とは、電話番号を受信者に指定してテキストメッセージを送受信できるサービスです。
このサービスのメリットは、受信者のメールアドレスがわからなくてもメッセージを送れることです。
au以外のキャリアとの送受信も可能で、遅延文字数は最大670文字までとなっています。
また、絵文字の送信も可能です。
SMSの送信は送信文字数に応じて料金が発生します。受信は無料です。
SMS(ショートメッセージサービス)のポイントは、相手の電話番号さえわかれば簡単に遅延させることができる点です。
2)Gmailなどのフリーメールを使う
フリーメールのアカウントを簡単に作成して、スマホやiPhoneのメールアカウントとして設定することができます。
おすすめのフリーメールサービスは以下の通りです。
おすすめのフリーメールサービス
1) Gmail
2) ヤフーメール
3)展望
4) AOLメール
5) iCloudメール
これらのサービスは大手のフリーメールサービスであり、セキュリティ面でもおすすめです。
1つのフリーメールサービスがあると非常に便利ですが、フリーメールを利用してキャリアメールアドレスにメールを送信する際には注意が必要です。
しかし、フリーメールを利用してキャリアメールアドレスにメールを送る際には、まれに受信者のキャリアメールアドレスが迷惑メールに設定されていると、フリーメールが迷惑メールに振り分けられてしまうことがあるので注意が必要です。
キャリアメールアドレスしか持っていない相手と重要な連絡を取りたい場合は、電話など他の手段を利用した方が無難かもしれません。
3)LINEを利用する
LINEは多くの人が利用しているコミュニケーションツールです。
今では使わない人はいませんし、若い人から年配の方まで幅広い年齢層をカバーしています。
正直、キャリアメール(auメール)よりも便利だと思います。
連絡を取り合いたい人をIDや電話番号、QRコードなどで友だちに追加できるので、好きなだけ連絡を取り合うことができます。
LINEでは、メッセージが既読になると既読マークが付くので、きちんと既読になったかどうかを確認することができるので、メッセージのやりとりがスムーズにできるのも便利です。
また、無料で音声通話ができるのも大きなメリットです。
povoでキャリアメールが使えなくても問題ないかも
実はキャリアメール(auメール)がpovoで使えなくても大した問題ではありません。
すでに述べたように、最近では代替のメールサービスがたくさんあります。
特におすすめなのは、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールサービスをLINEと併用することです。
この2つのコミュニケーションツールさえ覚えておけば、Povoがキャリアメールに対応していなくても快適なスマホライフを送ることができます。
Povoがキャリアメールに対応していない場合の対処法の結論
「auのpovo(ポヴォ)はキャリアメール(auメール)使えない問題」をまとめました。
povoでキャリアメールが使えないという問題は不便に思えるかもしれませんが、実はそうではありません。
また、povoのターゲット層はキャリアメールを気にしない人がほとんどです。
povoを契約するとキャリアメール(auメール)が使えなくなるのは仕方ないと思います。